フィリピン・セキュリティバンクの20%を三菱東京UFJ銀行が取得
三菱東京UFJ銀行はフィリピンの中堅銀行であるセキュリティバンク
(SECB)に出資して、持ち分法適用会社にする方針を発表しています。
2013年のタイのアユタヤ銀行(BAY)買収に次ぐ大型投資となります。
セキュリティ・バンク(SECB)は1951年に設立、
1995年にフィリピン証券取引所(PSE)に上場した金融機関です。
当時はSecurity Bank andTrust Companyでしたが、
現在フルバンキングサービスを提供しています。
Frederick Y. Dy氏が率いるDyファミリーが筆頭株主です。
2016年にセキュリティ・バンクの株式20%を369億フィリピン・ペソで
取得することで合意しました。
MUFGが支払う金額はセキュリティバンクの過去1カ月の株価平均に対して
78%の上乗せとなります。
同行の14年度末の総資産は3971億ペソ、純利益では71億ペソでした。
フィリピンの上位大手金融機関は
BDO Unibank Inc BDOユニバンク(BDO)商業銀行
Metropolitan Bank&Trustメトロポリタン・バンク(MBT)商業銀行
Bank Of Philippine Islanバンクオブフィリピン(BPI)商業銀行
となります。
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