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ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

タイの証券業界と市場成長予測に関して

タイの証券市場は前年比で-7%になると予想されています。
タイ証券取引所(SET)の低調もあって各大手証券会社の業績も
低迷しています。
アジアプラス証券(ASP)では16年度以降は世界経済の回復もあり、
楽観的な見通しを出しています。
また、アメリカの金融緩和縮小、中国の経済鈍化、欧州のテロなど
不透明な動きが多い中でタイ証券取引所(SET)はまだ小さく、
今後の成長余地が高い場所であると分析しています。

各社の2015年度1月~9月期の業績は最大手メイバンク・キムエン
(MBKET)で、売上30億6100万バーツ、純利益では7億9600万バーツ
でした。
KGI証券(KGI)では売上で18億5900万バーツ、
純利益では4億1100万バーツでした。
アジアプラス証券(ASP)では売上で16億5000万バーツ、
純利益では4億3500万バーツでした。
各社ともに前年同期比20~30%下落の業績となっています。

ASP社の一日の平均売買額は26億バーツで平均コミッションは
0.18%となり、業界平均の0.14%~0.15%よりやや高い
水準であるとしています。
今後の方向性としてコンサルティング、資産マネジメントなどの
事業展開がより重要視されるとみて、同社でも資産コンサルティングの
割合を増加させていくとしています。

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