タイにおけるベンチャー・キャピタル(VC)事業への税制優遇措置を発表
タイ政府ではベンチャー・キャピタル(VC)事業に対する優遇措置など
法人所得税免除支援策を導入する計画です。
VC事業を育成することで該当企業の法人税や配当金への課税を
10年間免除するとしています。
VCが出資する業種として食品・農業分野、省エネルギー分野、
繊維・テキスタイル分野、健康・医療分野、観光分野、
自動車・自動車部品分野、コンピュータ・ソフトウェア分野などの
10分野が条件となります。
また、VCは登記資本金に最低2000万バーツの払込済資本金を
求められます。
タイのベンチャーキャピタルはまだ少数なものの、
スタートアップは少しずつ成長しています。
ITエンジニアリング会社のITWORKSが創業したOokbeeは
2010年開始のスマートデバイスeBook(電子書籍)事業が急成長し、
旧タクシン系、現テマセク・ホールディングス通信グループInTouchから
巨額の資金を調達したことで有名になり、その後日系のTRANSCOSMOSから
も資金調達を成功させています。
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