タイの王室系セメント大手、サイアムセメント・グループ建材ブランドを統一
タイの王室系セメント大手、サイアムセメント・グループ
Siam Cement Group(SCC)が国内、海外へ向けた建材ブランドを
Tra ChangからSCGへ変更するとしています。
ASEAN域内での競争力強化、ブランドの浸透を目指します。
同グループのSCG Cement-Building Materials社は建材を中心に
扱う企業で、およそ1億バーツを投じてパッケージデザイン、
マスメディア向け資料を変え、国内、海外、世界へ向けてSCGブランドを
普及させます。
これまで国内向けにTra Changブランドは100年に渡って
浸透してきましたが、インドネシア、ベトナム、フィリピン、カンボジア、
ミャンマーなどで使用されていたSCGブランドに統合させます。
サイアムセメント社の2015年1月~9月期の業績は売上で3496億バーツ、
純利益では339億バーツと好調です。
同社はタイ王室財産管理局が出資している王室系企業で建設資材、製紙、
物流、石油化学まで手広く事業を行っています。
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