タイの電力会社で配電をメインとする地方電力公社、スマートグリッドプロジェクトを実施
タイの電力会社で配電をメインとする地方電力公社
Provincial Electricity Authority(PEA)は、
タイの首都圏バンコク以外を担当する国営の組織です。
同社ではタイで初となるスマートグリッドプロジェクトを
実施する計画です。
10億バーツ規模のプロジェクトなります。
2018年度までにパタヤ地区でインターネット接続による効果的な
エネルギー利用を進めます。
また、インターネットオブシングInternet of Things(IoT)に
おける発電、配電、変電エネルギー効率化を進めます。
パタヤ地区を選定した背景として高いエネルギー消費量が観光旅行者を
中心として多かったためとしています。
また、12万世帯のエネルギー消費に関するビッグデータやエネルギー
消費動向が獲得できることを期待しています。
この試験運用によってPEAではデータ分析が可能となり、
エネルギーのニーズがつかめると期待しています。
パタヤで実現した後にはプーケットやチェンマイなどの地方都市でさらに
増やしていく計画です。
タイ国内のインターネットデバイス市場は2015年度で44億バーツまで
増加する見通しです。
特に小売業界、運輸業界でのIoTを使った市場が受け入れられやすく
成長をしています。
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