By: SMU Central University Libraries – Flickr Commons

タイの石油公社(PTT)の傘下で石油開発を手掛けるPTT石油開発
PTT　Exploration　and　Production(PTTEP)が1バレル
40ドル台に下落する中で石油の開発コストの下落が予想され、
開発をしていく計画です。
15年年初は1バレルで42ドルでしたが、生産コストの減少、
海外の景気が良くないことを理由としています。

また、2016年度以降の原油価格見通しもそれほど大きく
上昇しないと見ています。
タイのエネルギー最大手PTTグループでは、ドバイ原油価格は
2016年度で53ドル～56ドルになるとしています。

PTTEPでは天然ガスで売上の70％、液化天然ガスで30％と
なっています。

今後の投資金額に関して、PTTEPでは2015年5月に5億ドル分を
投資額から減額させました。
15年度の投資額は$25億ドルになるとしています。
その後さらに5億ドル減額させ、20億ドルまで下げました。

2015年度の1月～9月期業績は売上で1499億9600万バーツ、
純利益ではマイナスの-362億8300万バーツとなっています。

同社ではコストを削減するために採掘コストの下落、
陸運コストの下落をさせていきます。