食品系企業のタイからの撤退事例・事案など
雪印メグミルクは2015年11月、タイでの粉ミルク事業から撤退した
ことを発表しました。
事業は2015年10月末に中止し、2015年4~9月期に特別損失として
9億円を計上しています。
タイの粉ミルク市場は仏食品大手ダノン傘下ドゥメックス・タイランド
「Hi-Q」、オランダの食品大手ネスレ「NAN」、雪印タイの「NUO」
などで競っていましたが、2011年に起きたタイの洪水で長期間停止した
後、市場競争激化により業績回復には至らなかったとしています。
2009年「すかいらーく」がタイでの飲食店事業から撤退したと
発表しています。
同社が49%出資する合弁会社のタイすかいらーく(バンコク)の
全保有株式を合弁相手の個人事業家に売却しました。
タイでは屋台風の小型店を中心に253店運営していましたが撤退を決定。
3年間のブランド使用猶予期間を得て終了となりました。
グルーポン社は米国外の事業を縮小する経営再建策を進めており、
2016年9月末までにリストラ完了を目指しています。
これにより、タイやフィリピンなどから事業撤退するとのことです。
フラッシュマーケティングなどはEnsogoの方が市場シェアを
取ってしまった結果、グルーポンの知名度、営業支援先などが
集まらなったとしています。
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