1. HOME
  2. ブログ
  3. タイ
  4. タイの国営銀行クルンタイ銀行では成長率4~5%の増加を目指す

ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

タイの国営銀行クルンタイ銀行では成長率4~5%の増加を目指す

タイの国営銀行クルンタイ銀行Krungthai Bank(KTB)がタイの
小売融資の面で融資額を引き上げ、2016年度以降の成長目標を
+4~5%で目指します。

中小企業向け融資について楽観的な見通しを出していて、
同セクターの融資だけで25%増の成長を期待します。
中堅・大規模企業に向けた融資は+9%の成長率を目指します。

クルンタイ銀行はタイの国営銀行で資産規模は第2位となります。
15年度末の総資産規模は前年比+7~8%まで増加予定としています。
2015年度の6月末時点の2兆7275億バーツでした。

同銀行の株主は国営の財務省が大半を握っています。
1.タイ政府系基金FIDF(タイ中銀傘下の金融機関開発基金)55%
2.タイNVDR   5.1%
3.ステート・ストリート・バンク 5.0%
となっています。

クルンタイ銀行のリテール向け貸付は9月30日の時点で8000億バーツに
達しました。
同行は年間最低売上として、中小企業の定義を1億~5億バーツとし、
融資額のレベルを2000万~1億バーツとしています。
大企業は年間売上は5億バーツ以上、融資額レベルは1億バーツからと
しています。

16年度は手数料ベースの収入を後押しするために資産管理と
デジタル銀行に焦点を当てています。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

月を選択