マレーシアの不動産企業のマレーシアン・リソーシーズはREITの業績を発表
マレーシアの不動産企業のMalaysian Resources
マレーシアン・リソーシーズ(MRCB)は大型ゼネコン不動産開発企業で、
14年度の業績は売上15億1400万リンギ、純利益1億5200万リンギでした。
同社は投資持株会社で子会社を通じて、建設、エンジニアリング、
マルチメディア、不動産開発管理、独立発電事業などを展開します。
建材のセラミックタイル、コンクリート杭の製造も手掛けます。
同社で運営するMRCBクイル・リアルエステイトトラストMRCB-Quill real
estate investment trust(MQREIT)は第3四半期の純利益が前年同期比
76%増の1570万リンギであったと発表しています。
同REIT資産のプラティナムセントラル Platinum Sentralのビル売却益の
恩恵を受けています。
同REITはQuill Building を中心としたオフィスビル、商業地のREITです。
また、世界経済、マレーシア経済の鈍化にもかかわらず、MQREITが
組成している物件に関しては高い利用率を保っています。
第3四半期では97%、前期は93%でした。
業界内平均は84%~87%としています。
また、BMWマレーシアの入居などもあり安定した収益を得られるとしています。
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