シンガポール航空がタイガーエアの未保有株を購入予定
シンガポール証券取引所(SGX)上場のシンガポール航空
Singapore Airline(SIA)が子会社の傘下のタイガー・エアの
未保有株を買収し、同社を非公開化すると発表しました。
シンガポール航空は2015年6月時点でタイガー・エア株を55.8%
保有していて、4億5300万Sドルを掛けて残りの部分を購入します。
タイガーエアウェイズTiger Airways(TIGER)は
2010年度にシンガポール証券取引所(SGX)に上場していて、
2015年度3月末決算の6億7700万Sドル、
純利益ではマイナスの-2億7260万Sドルで赤字続きの業績でした。
今回の非上場化においてレイオフは行わないとし、東南アジアにおける
各国のLCCとの競争のために非上場化を図り、赤字路線は取り止めると
しています。
タイガーエアウェイズは、過去6四半期で5回の赤字を出していて、
事業再編成の必要に迫られています。
シンガポールエアラインSingapore Air(SIA)では2015年度3月末決算で
売上で155億6550万Sドル、純利益では3億6700万Sドルでした。
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