タイの自動車産業の回復と宣伝広告費の増加
タイの広告調査会Nielsen (Thailand)ニールセン(タイランド)社の
発表で2015年度1月~9月の宣伝広告費は合計915億バーツとなり、
前年同期の861億バーツで(6.2%増)になっています。
ただし直近9月の広告は97億バーツで前年同期104億バーツから-7%と
なっています。
アナログTV、ラジオ、新聞、 雑誌などが継続的に下落していて、
アナログTVは―16%で44億バーツ、ラジオ―11%で4.4億バーツ、
新聞は―14%で9.5億バーツ、雑誌は―18%減で3.7億バーツでした。
一方で新規メディアとされるケーブルTV、衛星TVは6%増の
5.1億バーツ、デジタルTVでは24%増で16億バーツ。
インターネットは10%増で1億バーツとなっています。
大型企業のユニリーバ・タイランド社、トヨタモータータイランド社などの
広告枠減少が市場全体に響きました。
大手企業もコストの削減を迫られ費用対効果の分かりやすい
インターネット広告への出稿が増えていると分析しています。
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