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インドネシア証券取引所の大手不動産会社は国内市況の改善の兆し

インドネシア証券取引所(IDX)の大手不動産会社が2015年度
第3四半期の結果を受けて、改善の兆候があると分析しています。

都市開発・不動産開発大手ブミ・スルポン・ダマイBumi Serpong
Damai(BSDE)の2014年度の業績は売上で5兆5718億ルピア、
純利益では3兆8280億ルピアでした。
15年度上半期は売上で3兆3670億ルピア、
純利益では1兆4140億ルピアでした。
1月~9月期の数字では売上が4.5兆ルピア、通年でのターゲット目標は
7.5兆ルピアを目指します。

高層ビル、中間・ハイエンド層へ向けた不動産開発の
アグン・ポドモロ・ランドAgung Podomoro Land (APLN)は
2014年度の業績は売上で5兆2965億ルピア、
純利益では8549億ルピアでした。
2015年度の上半期の業績は売上で2兆7750億ルピア、
純利益では3500億ルピアでした。

一方で、売上が伸びないと判断する企業もあります。
シプトラ・デベロップメントCiputra Development(CTRA)は目標値を
下げるとしています。
年間売上を当初の10.9兆ルピアを9兆4800億ルピアにしました。
同社の物件の高層オフィスや不動産販売の低迷の結果を受けて判断したと
しています。
同社の2014年度の業績は売上で6兆3442億ルピア、
純利益では1兆3249億ルピアでした。

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