タイ国内セメント大手2位のサイアムシティセメント、カンボジア進出
タイ国内セメント大手2位のサイアムシティセメントSiam City Cement
(SCCC)は新工場をカンボジアで展開し、年産2億バーツ規模の収益を得られる
ことを期待しています。
同社としてカンボジアでの一号案件であり、カンボジアの
Chip Mong Cement Corporation社と合弁で開発していきます。
株式40%を保有し、登録資本金は1億5000万USドルとします。
残り60%はチップモン・グループが保有します。
建設工事は2015年年末から開始して2018年度稼働を目指します。
サイアムシティ・セメント社は今後ミャンマー、ラオス、ベトナムでも
同様に進出の可能性を探るとしています。
カンボジアでは開発ラッシュが進んでいて、既にサイアムセメントなどは
建材、セメントなどの販売網を構築しています。
SCCC社もカンボジアでの建材市場の成長を見込んでいて、数年は二ケタ成長が
続くことを予想しています。
新工場が建設されることで、これまで100万トン規模で輸出していた輸送コスト
が大幅に軽減されるとしています。
SCCC社の2015年度上半期の業績は売上で164億1600万バーツ、
純利益では27億9800万バーツでした。
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