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タイ政府の1300億バーツ景気刺激策の影響に関して

タイ政府が決めた1300億バーツ(約4570億円)の景気刺激策に関して
各業界、経済界や経済学者も歓迎・評価を示しています。
今回の刺激策は、低所得者に対し、7年間で総額600億バーツを
2年間無利子で融資。
小規模の建設や改修工事プロジェクトに向けて、500万バーツを注入。
中小企業向けには、100万バーツ未満の小規模政府プロジェクトに
240億バーツを用意します。

この刺激策で低所得者の購買意欲が高まる見通しで、小売業に関しても
恩恵を得ると見られています。
小売業セクターでの平均利益率は2015年度で 17%でしたが、
2016年度は22%に上がる見通しです。

セブンイレブンを経営するタイCPオール(CPALL) では、
スタンプのプロモーション、リラックマを使ったキャラクター宣伝などで
業績を伸ばしました。
既存店舗は1~3%の売上増の効果がありました。
第2四半期の売上では1006億バーツ。
純利益では31億バーツで好調でした。

IT製品などを扱うショップBaNANA IT、iStudio、iBeatを展開する
COM7でも今後、iPhone 6S(15年末販売予定)で売上が増加することを
期待しています。
第2四半期は売上では33億2400万バーツ、純利益では6200万バーツでした。

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