タイ ICTインデックス
タイの通信関連で構成されるタイ証券取引所ICT指数は2012年前年比+52.5%の
上昇でした。背景には第3世代通信入札の結果、スマートフォン、タブレットの
販売好調などがあるとキアナキン銀行(KK)傘下のキアナキン証券
Kiatnakin Securitiesではコメントしています。
上場27企業のうち、53%が黒字の見込みで、2011年度8%と比較して大きく
好調な業績でした。
主な銘柄ではトゥルーTrue Corporation(TRUE)は
3.14バーツから5.45バーツへ上昇。73.5%増加しました。
アドバンスドインフォAdvanced Info Service (ADVANC)では
209バーツから140.5バーツから209バーツへ上昇。+48.7%増でした。
トータルアクセスTotal Access Communication (DTAC)では
69.50バーツから88.25バーツへ増加。+26.9%増加でした。
ジャスミンインターナショナルJasmine International(JAS)では
2.06バーツから5.40バーツ、前年比+162%増加でした。
サマートテレコムSamart Corporation(SAMART)では
7.20バーツが12.80バーツへ上昇。前年比+77.7%増加しました。
今後入札が終えられた結果、これまで25~30%の利用手数料を
タイ国営電話公社(TOT)やタイ通信公社(CAT)へ払っていた金額を
わずか7%まで抑えることが出来るようになるため低コストで通信インフラを利用でき
業績が向上する見通しが出ています。
この記事へのコメントはありません。