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タイの携帯電話キャリア会社各社ではプリペイドSIMカードを登録義務化へ

タイの携帯電話キャリア会社各社ではプリペイドSIMカードを
保有している顧客に対して身分証確認、登録義務手続きを
進めていて、確認出来ない場合回線の遮断を実施することを
決定しています。
タイ国家放送通信委員会NBTCからの警告を受けています。
キャリア各社は監督官庁が不明な未登録番号を発見した場合、
総売上の0.3%の罰金を払わなければなりません。

背景には8月17日にバンコクの中心部エラワン廟で爆発した
爆発物は携帯電話で起動できたとされていて、
携帯電話の不正使用を防ぐためであるとしています。

NBTCは正式な文書を各キャリアへ送って、
速やかに未登録携帯電話番号へは通信遮断をするように
呼び掛けています。
ただし遮断されたユーザーでも電話の応答・受信、SMSメッセージは
その翌1ケ月まで利用可能です。

2015年時点で8550万人の携帯電話利用者の中で、
7100万人のプリペイドカードSIMのユーザーがあり、
1770万人がまだ未登録であるとしています。
この層へしっかりと確認と登録を促すとしています。

15年7月末時点でキャリア最大手AISでは920万人が未登録であると
していて、DTAC社では550万人が未登録。
TRUE社では300万人が未登録としています。

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