マレーシアのCIMBグループ、ベトナムの銀行免許許可受ける
マレーシアの金融機関2位CIMBグループ(CIMB)では、ベトナム国内での
銀行サービスを提供するための承認を受けました。
ベトナム中央国家銀行の承認により、CIMBでは9200万人の人口を誇る
ベトナムでの商業金融サービス、ASEANへのリンケージを可能としました。
第1号支店はハノイに設立予定で2016年度内にフルバンキングサービスを
提供します。
15年時点でベトナムに進出している100%外資銀行は以下の金融機関で
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)、ホンリョン銀行(HLB)、
香港上海銀行(HSBC)、スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered
Bank)などとなります。
CIMBグループはマレーシアで資産規模2位、2015年6月末時点で世界17か国・
地域に展開しています。
商業金融サービス、投資銀行、イスラム金融、アセットマネジメント、
生命保険、損害保険事業を展開しています。
ASEAN域内ではマレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、カンボジア、
ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオスに既に展開済みでした。
2014年度の業績は総資産4141億5600万リンギ、
純利益では31億680万リンギでした。
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