インドネシアの通信事業者、スマートフレン・テレコムがLTE事業拡大を計画
通信事業者スマートフレン・テレコムSmartfren Telecom(FREN)は、
新しいブロードバンドネットワーク技術を活用するための入札に
インドネシアの22都市に4G LTEネットワークを提供することを
計画しています。
同社はまずバリ島やバタム島での高速ネットワーク接続を展開し、
その後14都市までサービス開始します。
先ずは試験的な導入を始めいずれ全国展開を進めていく計画です。
展開速度を急がせることなく品質の担保と速度向上の安定化を目指します。
22都市は合計でインドネシア全体の85%をカバー出来るとしていて、
先ずは安定的な4G LTEネットワークサービスを提供するため、
2016年度までに4,000箇所のBase transceiver systems(BTS)を加え
既存の6,000箇所のBTSを利用する計画です。
同社は現在携帯のCDMAサービスをインドネシアで展開していて、
今後の4G回線に関しては通信技術はZTE社(4億198万USドル)、
NOKIA社(3億8358万USドル)で提供する契約を交わしています。
主要なGSM通信サービスオペレーターにはPT Telekomunikasi Indonesia
Selular(Telkomsel), PT XL Axiata(XL) PT Indosat(ISAT)が
展開しています。
彼らも最近4Gサービスを発表しています。
同社は携帯通信サービスCode division multiple access(CDMA)の
通信事業者でインドネシア国内でマルチメディア、インターネット関連
サービスを手掛けています。
800MHZ周波帯のCDMAテクノロジーサービスを展開。
旧社名はPT Mobile-8 Telecom Tbkで2011年度に社名をSmartfren
Telecom Tbkへ変更しました。
2014年度の業績は売上で2兆9544億ルピア、
純利益ではマイナスの-1兆3788億ルピアでした。
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