ミャンマー・ペトロケミカル・エンタープライズ、19の国際企業が入札
ミャンマー・ペトロケミカル・エンタープライズ(MPE)では
新しい液化天然ガス生産工場の合弁入札事業に関して、
19の国際企業の入札があったとしています。
その中にはタイ国営石油(PTT)も含まれます。
入札事業には建設、生産、物流も含まれヤンゴン市内まで10KMまでの
港までの事業となります。
日系企業は5社が参加、タイ企業は4社、韓国系企業が3社、
シンガポール、マレーシア、中国の企業なども参入するとしています。
PTT以外には韓国自動車大手のデウDae Woo、シンガポール系の
Puma Energy Groupや丸紅コーポレーションなどになります。
MPE社は現在3つのLPG処理工場をマグウェのMinbu地区、Kyunchaung地区
などで展開していて、合計の生産量は728億トン/年産になります。
ミャンマーペトロケミカル・エンタープライズは同政府所有で、
石油精製、肥料、液化天然ガス、メタノール、石油下流を扱う企業で
ミャンマーには唯一の国営石油精製会社となっています。
MPE(Myanma Petrochemical Enterprise)はミャンマー中部に
タンバヤカン(Thanbayakan)、チョーク(Chauk)の2製油所、
南部ヤンゴン近郊にタンリン(Thanlyin)製油所の合計3か所に製油所を展開。
タンリン製油所は1920年代当時英国の植民地であった時に操業を開始した
古い歴史を持つ製油所です。
タンバヤカン製油所(別名マン製油所)は1982年に三菱重工業により
建設されています。
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