タイの陸運局では2つの大きな法律の整理・統合を検討
タイの陸運局では2つの大きな法律の整理・統合を検討しています。
タイ王国陸運法Land Traffic Act BE1979(2522)と
タイ王国強制保険法Compulsory Motor Insurance
Act BE1979(2522)になります。
改正後は陸運において効果的に法律を運用できるとしています。
同局局長のTeerapong Rodprasert氏は新しい輸送サービス
(携帯によるアプリ配車)も現れ、改正を必要としていると
コメントしました。
配車アプリサービスに関しては違法性は無いとの認識であり、
公共交通機関ライセンスを取る必要はないとの見解を示しています。
ただし、違法性のある場合(車両プレートライセンスを間違えて
取得するなど)は1000バーツ程度の罰金を科すとしています。
また、同局では情報通信省、タイ財務省などと会合を行い、
インターネットなどによる技術の変化・成長で法律整備をする必要が
あると判断しています。
2015年現在の法律では、タクシーなど商用車(黄色のライセンスプレート)
リムジン(緑色のライセンスプレート)に分かれます。
また、同局では開発した”DLT Check-in”を開発。
乗客がタクシーの格付け評価を可能にするとしています。
タイ陸運局Department of Land Transport (DLT) が2015年2月に
発表してから21,000ダウンロードを突破しました。
一方でタイの大手配車アプリ・グラブタクシーGrab Taxi(Thailand)は
20万人のドライバーと11万台のタクシーへ向けて潜在的な顧客をつなげる
サービスを展開しています。
一方でタクシー運転手の福利厚生の向上を目指していて、カシコーン銀行、
ムアンタイ保険との共同で福利サービスを手供することを決定しています。
グラブライフファンドGrabLife fundを構築し、6000万バーツ規模の基金を用意。
タクシードライバーの1取引あたり7バーツを徴収して運用するとしています。
既に数千規模の顧客が利用していて、グラブタクシーに登録するドライバーは
毎月100件以上の良い評価を得られるドライバー向けに生命保険を提供、
1000名~1500名が加入できるとしています。
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