タイの衛星通信大手タイコムはラオスにてモバイル通信ライセンス契約延長
衛星通信の大手タイコムThaicom(THCOM)では、ラオスにて
モバイル通信ライセンス契約のさらなる25年延長契約を
結びました。
ラオス国内では、合弁事業にてLao Telecom社を展開していて、
同社のラオス市場国内シェアは48%でトップシェアを誇ります。
Lao Telecom社は49:51比率の合弁企業で、タイコム社と
ラオス政府の共同事業で2046年度までライセンス契約を結びます。
当初の契約は2021年まででした。
今後同社では第4世代通信サービス(4Gサービス)導入を目指し、
企業向け、若い世代向けにマーケティング強化を図ります。
2014年度は200万件の加入者数でした。
およそ20億バーツの売上でした。
タイコム社は1996年度から合計で150億バーツ以上のインフラ投資を
しました。
また、タイ国内の事業では30億バーツを投じて衛星タイコム8の
打ち上げを進めています。
15年度の見通しは前年比+5~7%の成長予測、景気は低迷するものの
インターネット関連収益が底堅いとしています。
2014年度の業績は売上で103億7500万バーツ、
純利益では16億バーツでした。
売上内訳の85%が衛星通信サービスからで、残り15%は
統合アプリケーション、通信サービスになります。
今後20%まで引き上げる計画です。
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