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ASEAN最新動向

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タイにおける飲食関連の携帯アプリサービス、インターネットサービスに関して

フードデリバリーサービスアプリ企業フードパンダ
Food panda社はタイ国内でのレストランデリバリーサービスを
展開しています。
ここ2年間で急速に成長しています。
背景には携帯電話のスマートフォン普及、インターネット浸透、
ライフスタイル変化を挙げています。

飲食関連のアプリサービス、インターネットサービスでは
飲食評価サイトのWongNaiや OpenSnapなどが大手として
成長しています。
また大型ディスカウント集合サイトのEatigo、
そして電話などでデリバリーを頼めるFoodpandaとGo Tastyが
あります。

フードパンダ社では今後ホアヒン、パタヤ、チェンマイなどの各都市へも
進出する予定で、タイのローカルスタッフ、デリバリースタッフの増員を
進めています。
2016年までに500万ユーザーを目指す計画で14年時点で150万人の
ユーザーがあります。

今後、インターネット利用者普及が増加すれば同サービスの普及も増える
と予測しています。
また、スマートフォン普及でスマートフォンからの決済手続きも増加する
と見ています。
同社へ発注される件数のうちモバイルアプリからが50%、45%が
個人コンピューター、5%は電話からとしています。
一件当たりのオーダー額平均は750バーツで、お届け時間は現在1時間を
45分へ短縮する目標を掲げています。
14年時点で一回のデリバリーで60バーツの費用、プラス5%の費用が
掛かります。

タイ国内のフードデリバリー市場は、モバイルアプリの普及もあり急速に
市場が伸びています。
注文件数は2014年度、前年比+140%の増加であったとドイツ系の
フードデリバリー企業、フードパンダはコメントしています。
既に総人口の12%は利用した経験があると回答。
2016年度までにこの数字は20%まで増加すると予測しています。

同社の調査では飲食デリバリー市場は2015年~18年度までに平均12.5%で
成長していき、260億バーツ市場まで伸びるとしています。
同社は外食・レストラン市場は18年度までに8000億バーツまで伸びると
見ていて、2014年度末は7000億バーツ(屋台・デパート、その他を含む)
と発表しています。

2012年度は150店舗だった提携レストランが14年度は700店舗、
今後1000店舗を目指します。
バンコク以外の都市にも積極的な展開を進めていて、今後はコンケーン、
ウドンタニ、ナコンラチャシマなどを狙います。
同社の顧客層は18歳~34歳、70%を占めています。
56%はタイ人になります。
アクティブな顧客は月間で10回ほど注文をしていて、
合計平均9000バーツ支払っています。

ハンバーガーが最も多い注文で23%、続いてピザ15%、タイ料理10%
と続きます。
デリバリー地区として多いのはスクンビット通り地区、サトーン地区
などオフィスの多いエリア、高級住宅地の多いエリアになります。

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