タイのロクスレーLOXLEY社では海外貿易事業で売上増を予想
タイのロクスレーLOXLEY社(LOXLEY)は通信・IT関連事業大手で、
海外貿易事業で売上が伸びるとし、2015年度の業績が好調の
見通しを出しています。
2015年度は3億5000万バーツ、2018年度までに7億バーツまで
期待できるとしています。
同社では、特に海外取引事業を強化していくとし、中国
(香港を含む)・ミャンマー・日本、そしてCLMVと呼ばれる
タイの周辺国への貿易事業へ注力します。
2014年度は2億バーツの売上だった海外取引事業は15年度は
3.5億バーツを目指します。
タイ国内での取引事業では+10~15%の成長を目指しますが、
海外取引事業では+30~40%の伸びを設定しています。
同社ではシステム開発、人材投入などでネットワークの拡大を
進めます。
15年時点で同社の持つ配送チャネルは3000以上となり、
中国では戦略パートナーのシノペック、チャイナ・リソーシズ・
エンタープライズ(華潤創業)などとネットワーク強化を進める
計画です。
香港では153のスーパーマーケット・コンビニ、ベトナムでは
600チャネル、ミャンマーでは25店舗、
ラオスで17店舗のネットワークを保有します。
さらに今後商品ラインナップを増やし、商品開発の中小企業との
提携も増やします。
同社は6つの大きいカテゴリーで、建材、石油化学品、消費材、
自動車関連サービス、IT・マルチメディア、国際貿易で
展開しています。
2014年度の業績は売上で145億8840万バーツで、
純利益では3億5200万バーツとなっています。
この記事へのコメントはありません。