タイの携帯電話販社大手ジェイマートでは積極的にM&A戦略を推し進める
タイの携帯電話販社大手ジェイマート(JMART)では、
積極的にM&A戦略を推し進めていくとしています。
2015年内に大手小売り企業を買収していくとCEOの
Adisak Sukumvitaya氏がコメントしました。
JMART社は携帯電話販売の大手企業で様々な携帯電話ブランド、
IT製品を販売しています。
自社ブランドのJ-Fone,を筆頭にしてSamsung, iPhone, Nokia,
LG, OPPO, SONY, HUAWEI, HTC, Lenovo,
Vivo, Acer, Alcatel, Asus, Microsoft, Cherry, Lava,
Wiko, ZTEなどのブランドを取り扱っています。
SIMカードの代理販売もAIS、DTAC,TRUE各社を取り扱っています。
一部中型小売モールも展開を開始し、今後さらに積極的なM&Aに
よって事業の拡大を目指します。
2014年末時点で、バンコクや地方を含め220店舗を展開中です。
同社は上場企業のシンガー・タイランド社の株式24.9%を獲得。
およそ9億4500万バーツで大株主であったSinger(Thailand) BV.
から取得しました。
今後、JMARTグループとシンガータイ社でのシナジー効果を
見込めるとしています。
2014年度の業績は売上で89億5700万バーツで、
純利益では3億4900万バーツでした。
15年度の目標は前年比10%増の売上を目指します。
シンガー・タイランドSinger Thailand社(SINGER)は家電製品、
ミシンなどを販売してきた企業で、家電販売、ハイヤーパーチェス、
潤滑油などを手掛けてきました。
歴史は古く1851年に創業した企業です。
2014年度の業績は売上で34億3960万バーツで、
純利益2億4140万バーツでした。
ハイヤーパーチェス事業などは子会社Singer Leasing(Thailand)
社が手掛けていて、15年5月時点のJMARTブランドの255店舗に加える
と472か所の事業展開拠点を持つことになります。
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