1. HOME
  2. ブログ
  3. インドネシア
  4. インドネシアの海運業界の成長が鈍化のため多角化を進める方針

ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

インドネシアの海運業界の成長が鈍化のため多角化を進める方針

インドネシアの海運業界の成長が鈍化していて、
上場の海運会社Humpuss Intermoda Transportation社
(HITS)では事業の多角化に取り組んでいます。
同社の2014年度の業績は売上で6600万USドルで、
純利益では140万USドルでした。

同社は海運輸送、周辺事業を展開していて、
液化天然ガスliquefied natural gas(LNG)、原油、
石油化学品、石炭などを輸送しています。
PT Humpuss社の子会社となります。

同社の主な収入源を液化天然ガス(LNG)の輸送取引が減少する中で、
事業の多角化を模索するとしています。
インドネシア政府が進めている海上高速道路プロジェクトを
支援するためのバルクキャリア事業や、ジャカルタ都庁が進める
干拓事業支援なども進めていく考えです。

一方で、インドネシア電力公社(PLN)へ供給する独立発電事業者
(IPP)で3000万~5000万USドル規模の事業価値にも参入する
可能性を示唆しています。
Humpuss社は元大統領スハルト氏の息子であるHutomo Tommy
Mandala Putra氏が率いる企業で、2015年度の売上目標は
1億ドルを目指します。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

月を選択