1. HOME
  2. ブログ
  3. インドネシア
  4. インドネシアの石油化学生産企業の大手PTチャンドラ・アスリ・ペトロケミカル

ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

インドネシアの石油化学生産企業の大手PTチャンドラ・アスリ・ペトロケミカル

インドネシアの石油化学生産企業の大手、PTチャンドラ・アスリ・
ペトロケミカルPT Chandra Asri Petrochemical(TPIA)では、
2016年度から5.6兆ルピアを投じて合成ゴム関連生産工場を
バンテン地区のチレゴンで建設する計画です。
タイヤ需要が国内とアセアン各国で高まっていることが
背景です。

建設開始にあたってゼネコン事業者と詳細を準備中であると
親会社バリトーグループのPT Barito Pacific社の子会社である
代表Agus Salim Pangestu氏がコメントしています。
生産開始は2019年度を予定していて年産12万トンの合成ゴムを
作り、生産された製品の第1フェーズは輸出用とします。
その後国内向けに販売していきます。

工場を運営するのはPT Synthetic Rubber Indonesia社で、
チャンドラアスリ100%子会社PT Petrokimia Butadiene
Indonesia社とフランスタイヤメーカーミシュランの合弁企業です。

チャンドラアスリ社は木材財閥のバリトー・グループの子会社で、
オレフィン、ポリオレフィン、ポリエチレン、スチレンモノマー、
ブタジエンなどを生産する石油化学企業です。
旧社名はPT.Tri Polyta Indonesia Tbkで2010年に現社名に
なりました。
2014年度の業績は売上で24億6000万USドルで、
純利益では1810万USドルとなっています。
減収増益でした。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

月を選択