インドネシアのフラッグ・キャリアのガルーダインドネシア、スクーク販売の準備中
インドネシア証券取引所(IDX)上場のナショナル・フラッグ・キャリア
であるガルーダインドネシアGaruda Indonesia(GIAA)は、債務の
借換を目的に5億USドルを調達することを目的に、スクーク販売の
準備中であるとしています。
スクークによる保険販売、債券による資金調達により、5億ドルの
資金調達を目指すとしています。
投資家の募集に関してはアジア、ヨーロッパ、中東でのエリアで
ファンド募集を進める計画です。
スクークの販売に関しては同社が抱える3億5000万USドル分の
負債の返済の一部になるとしていて、1億5000万USドル分多様な方式で
調達する計画です。
中東でのスクーク販売には格付け、評価会社が必要無いため、
発行しやすいとしています。
債券の発行と共にガルーダ社では$4億ドル規模のブリッジローンを
アブダビ国家銀行National Bank of Abu Dhabi(NBAD) と
ドバイイスラミック銀行Dubai Islamic Bank PJSC(DIB)から
資金融資を受ける計画であるとしています。
2014年度の業績は売上で39億3300万USドル、
純利益ではマイナスの3億7300万USドルとなっています。
増収減益になっています。
前年の1080万USドルから大きく赤字になっています。
ガルーダインドネシアは1949年設立されたインドネシアの
フラッグ・キャリア航空会社で、航空事業から機体メンテナンスまで
幅広く展開しています。
2014年6月時点でおよそ140機の機体を運行しています。
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