インドネシア セメント企業
インドネシア証券取引所(IDX)には3つのセメント上場企業がありますが、
国内セメント事業が中心になっています。
セメン・グレシク(SMGR) インドネシア国営セメント企業1位
インドネシア政府56%
インドセメントトゥンガル(INTP) セメント生産2位
ドイツ企業HeidelbergCement
ホルシム・インドネシア(SMCB) セメント生産3位 スイス大手ホルシム73%
Indonesian Cement Associationによると、インドネシア国内のセメント
消費量は2012年1月~10月で4464万トンで前年同期比+14.5%増となっています。
ただし、第4四半期の伸びはそれほどなく、おそらく12%台の成長にとどまると
予測しています。
国営のPT Semen Gresikでは2012年度2つの新規セメント工場を建設。
年産能力は2,250万トンまで伸び、2013年度は2,600万トンまで引き上げる計画です。
インドネシアセメント市場のマーケットシェア40.6%を占めていて
今後シェア42~44%台を目指します。
2位のPT Indocement Tunggal Perkasa(INTP)では生産量は17.7%増。のマーケットシェアで
は32.2%。2011年度は31.3%のシェアでした。
3位のPT Holcim Indonesiaでは864万トンの販売を出来ると見ていて、
民間向け販売が好調であるとコメントしています。市場シェアは15.7%であるとしています。
PT Semen Baturaja社は未上場ながら、インドネシア証券取引所(IDX)の新規上場IPOを
目指します。
Palembangに本社を構えていて、2013年2月を目処に上場計画を立てています。
上場資金で新規の工場を建設予定で、建設後は150万トンの生産量となります。
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