インドネシアでの2018年アジア大会開催計画でホテル需要が高まる
インドネシアのホテル・レストラン協会
Indonesian Hotel and Restaurant Association(PHRI)の
南スマトラ支部では、来たる2018年度のアジア大会において、
今後5年間約3000室の新規ホテルの供給が建設されると予測しています。
15年現在で州全体で格付け可能なホテルはおよそ7000室あり、
アジア大会のような国際的なイベントの場合、
この数字はスポーツイベントの参加者とゲストを収容するのに
十分ではないとPHRI南スマトラ会長Herlan Aspiudin氏は
コメントしています。
また、同協会では、州政府からの支援も得て不動産開発企業による
ホテル建設支援を進める計画です。
既に10の企業が新規ホテルを建設予定で3つ星以上のホテルが
2015年度内に着工予定です。
Duta Pertiwi Tbk(DUTI)ドュタ・パーティウィ社は
インドネシア証券取引所(IDX)に上場していて、
住宅・商業開発・ホテル運営大手で2014年度の業績は
売上で1兆5430億ルピア、純利益5851億ルピアでした。
Jakarta International Hotels & Development Tbk(JIHD)
ジャカルタ・インターナショナル・ホテル社は
不動産開発・ホテル経営で、ボロドュブールホテルなどを
経営しています。
2014年度の業績は売上で3兆1091億ルピア、
純利益は1兆4208億ルピアでした。
Pembangunan Graha Lestari ペンバングナン・グラハレスタリ
(PGLI)社ではホテル経営を行っています。
インド、スリランカなどでも展開しています。
2014年度の業績は売上で147億ルピア、純利益では-2億ルピアでした。
PT Hotel Mandarine Regency Tbk(HOME)
ホテル・マンダリン・リージェンシー社の2014年度の業績は
売上で580億ルピア、純利益で15億ルピアでした。
Pudjiadi & Sons Tbk Pt プジャディ・アンド・サンズエステイト
(PNSE)もホテルチェーン事業を展開していて、
Jayakarta Hotels and Resortsなどを扱います。
2013年度の業績は売上で2594億ルピア、
純利益では355億ルピアでした。
南スマトラの中心都市パレンバンではここ数年ホテルニーズが
増加していて、国内、海外からのイベントによる南スマトラの
来場者も増加しています。
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