インドネシアの石炭鉱山ブキット・アサムとすず鉱山開発ティマは好調な決算
インドネシア証券取引所(IDX)上場の石炭鉱山ブキット・アサム
Bukit Asam(PTBA)とすず鉱山開発ティマ(TINS)は低迷な
国際商品市場にもかかわらず、2014年の売上高の大幅な伸びを
記録したと発表しています。
2014年度の業績は売上で13兆779億ルピア、(前年比17%増)
純利益では2兆161億ルピア(前年比10%増)となっていて、
大きく増収増益となっています。
石炭価格は低迷しているものの、同社の戦略が奏功し
同社の石炭平均販売価格は前々年の62万ルピア/1トンから
72万ルピア/1トンまで15%増加を記録したためとしています。
Bukit Asam社では14年度は1796万トンの石炭を販売。
わずか前年比1%増でしたが、利益と売上は大きく伸びました。
一方、スズ鉱山開発ティマ(TINS)は2014年度の売上は
7兆3712億ルピア(前年比26%増)、純利益では6773億ルピア
(前年比10%増)でした。
増収増益となっています。
同社はすずの開発、貿易取引、輸送サービス、建設を
インドネシア国内で展開しています。
また、石炭採掘、セメントも手掛けています。
すず製品は日本、韓国、中国、シンガポール、アメリカなどへ
輸出されます。
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