マレーシア企業、IOIグループの台湾超高層ビルの取得断念を発表
マレーシアで農園・不動産などを手がけるIOIグループ(IOICORP)は
台湾の超高層ビル台北101の株式購入を取り消すと発表しました。
IOIグループは2014年12月に約27億リンギットで台北101の運営会社の
株式37%を頂新グループから購入する計画でした。
IOIコーポレーションは投資持ち株会社でパーム生産、
パームオイル生産事業を行っています。
主に5つの事業カテゴリーに分かれていて、パームヤシ農園経営、
天然ゴム農園経営、不動産開発事業、大型不動産投資事業
オレオケミカル生産事業、ホテル&リゾート経営事業となっています。
IOIグループとしては、不動産取得から始まり、
1985年からパームプランテーション事業も開始しました。
パーム関連事業としてマレーシアで有数の企業となっています。
30,000名のスタッフ、15カ国で展開中です。
IOI コーポレーション・バーハッドは
1969年に「Industrial Oxygen Incorporated Sdn Bhd」として
設立されたものが最初です。
2014年度の業績は売上で119億1060万リンギ、
純利益では33億7300万リンギでした。
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