シンガポールの商品作物を扱うウィルマー・インターナショナル
シンガポールの商品作物を扱うウィルマー・インターナショナル
Wilmar International(WIL)では第4四半期の業績を発表し、
前年同期比8%増であったと発表。
プランテーション農園事業の弱さを抑え、
好調なパームオイル事業で相殺しました。
2014年度の業績は売上で430億8400万Sドル、
純利益では11億5600万Sドルであったとしています。
Wilmar International社は農業、商品作物、貿易取引など
パーム、穀物、消費財、プランテーション、製糖事業を
展開しています。
2013年末時点でパーム開発農園24万1048ヘクタールを
インドネシア、東マレーシア、アフリカで展開しています。
オーストラリアの最大の食品製造メーカーGoodman Fielder社は
ウィルマーインターナショナルと香港投資会社の共同の
株式13億豪ドルでの買収提案を賛成したと発表しています。
2014年度も同様の提案が出されていましたがその際は株主は
反対しました。
2015年2月末にグッドマン・フィールダーの株主総会が開催され、
シンガポールのパーム油大手ウィルマー・インターナショナル
香港投資会社ファースト・パシフィック・カンパニーによる
13億豪ドルの買収案を受け入れました。
グッドマン社はオーストラリア証券取引所から上場廃止になる
予定です。
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