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インドネシアのアネカタンバンと合弁事業を開始する計画を発表

インドネシアの国営非鉄金属アネカ・タンバン
PT Aneka Tambang(ANTM)とアルミ精錬のインドネシア・アサハン・
アルミニアムPT Indonesia Asahan Aluminium(Inalum)は
合弁会社を設立しアルミナ精錬所事業を展開するとしています。

アネカタンバン(ANTM)社の2014年度の業績は
売上で9兆4206億ルピア、純利益では-8281億ルピアと赤字でした。

同社は各種鉱物の採掘、金属生産をしていて、ニッケル鉄、ニッケル鉱、
金、銀、ボーキサイト、石炭などを生産しています。
アルミナ製錬所を建設中で、インドネシアの国策に併せた開発投資を
進めます。
2015年下半期に、株主割当増資で10兆ルピア以上の資金調達を
計画しています。
これは3つの大きな精錬工場の建設に向けた資金にするとしています。

インドネシア・アサハン・アルミニアムは1970年代に日本と
インドネシア両国間の国家プロジェクトとして設立されました。
2013年に出資する日本の企業連合とインドネシア政府が日本側が
全保有株を同政府に5億5670万ドルで売却するとの合意文書に
調印しています。
合弁は解消され、インドネシアが事業を国有化しています。

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