1. HOME
  2. ブログ
  3. タイ
  4. タイ電話公社、タイ地方電話回線の再建計画を提出するも拒否

ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

タイ電話公社、タイ地方電話回線の再建計画を提出するも拒否

タイ電話公社TOTではタイ地方電話回線を扱うTT&T(現在SPサイン中)
に関してTOTにも関係した再建計画をTOTへ提出しましたが、
拒否されました。

TT&T側は2014年1月~9月期の業績は売上で15億3200万バーツ、
純利益マイナスの81億2200万バーツと巨額の赤字になっています。
TT&T社は巨額負債が297億バーツ分存在し、債務分のカットを
TOTへ要求しました。
TOT社会長のSurapong Suwanaadth氏はTT&Tの再建プランを
受け取り、協議をしました。
同社の債務は3種類あり、Bt3億1831万バーツ、Bt71億バーツ、
Bt13億バーツとなります。

再建案の中で、TOT側は7.5億バーツの現金とTT&T株式20億株を
受け取り、71億バーツ分債務を減額すると提案されていました。

TT&T社は通信会社で、TOT社とTT&T社の25年間電話コンセッション
事業者(バンコク首都圏郊外・地方の150万回線)の契約権利を
保有しています。
現在49万回線の契約を結んでいます。
2008年中央破産裁判所から再建団体へ指定され、286億バーツの負債を
再建する計画が2010年12月認められました。

タイ電話公社TOTはTT&T社の巨大な債権を保有する企業の1つで、
1992年バンコク首都圏260万回線の建設をテレコム・アジア
(現TRUE)に1993年に地方部の150万回線をTT&Tにそれぞれ25年間の
BTO免許を付与しています。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

月を選択