タイ政府とパキスタン、トルコで二国間自由貿易協定の動き
タイ商務省ではパキスタンとトルコに対する二国間自由貿易協定の
交渉を進めるべく内閣の承認を得るとコメントしています。
また、同様にヨーロッパ連合(EU)への交渉再開も同じく進める計画です。
内閣承認後、同省ではパキスタン、トルコの両国との個別交渉に入り、
投資・サービスに関する優先項目、輸出入品に関する優先項目などを
話し合う計画です。
タイにとってトルコはEUの玄関口となり、トルコにとってタイをアセアンの
入り口として両国にメリットがある交渉にしたいとしています。
※トルコ共和国 人口7500万人。
名目GDPは8200億USドル
一人あたりGDPは18,874USドル(世銀2013年統計)。
首都アンカラはアジア側に位置し、最大の経済都市であるイスタンブールは
アジアとヨーロッパに跨る海峡都市。
一方パキスタンは南アジアの中で豊富な資源を輸入することが可能で、
パキスタンへ自動車部品などの輸出も可能なるとしています。
※パキスタン・イスラム共和国 人口1億8000万人、名目GDPは2387億USドル
一人あたりGDPは3,149USドル(世銀2013年統計)。
首都はイスラマバードで 最大の経済都市はカラチ。
タイ王国とEUの自由貿易協定交渉は2013年度から開始されていましたが、
2014年5月のクーデターにより中断。
交渉再開は未定のままでした。
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