タイの王室系金融機関のサイアム・コマーシャル銀行も業績発表
タイの王室系金融機関のサイアム・コマーシャル銀行(SCB)では2014年度の業績
を発表しています。
14年末時点での総資産は2兆6997億バーツ―「業界3位」。
総収入は1281億バーツ。
純利益では前年比+6%増で533億バーツでした。
5年連続の増益となっています。
同行の2014年末時点での不良債権発生率は2.11%で13年度の2.14%から下がっています。
タイの王室系金融機関のサイアム・コマーシャル銀行(SCB)では2014年度の業績
を発表しています。
14年末時点での総資産は2兆6997億バーツ―「業界3位」
総収入は1281億バーツ。
純利益では前年比+6%増で533億バーツでした。
5年連続の増益となっています。
同行の2014年末時点での不良債権発生率は2.11%で13年度の2.14%から下がっています。
同行は1906年に設立されたタイで最古の金融機関で王室系にあたります。
支店数は1197店舗数、ATMは9537台、両替為替店舗は109店になりました。
同行も1976年にタイ証券取引所へ上場しています。
グループ会社にはSCB生命保険、サマッギ-損害保険などがあります。
同社の融資割合はホールセールローン36%、SMEローン19%、リテールローン44%と
リテールとホールセールに強い金融機関です。
リテールでは住宅ローン1位、自動車ローン4位となっています。
一方ホールセールではベスト3に食い込んでいますがSMEでは4位となっています。
14年度はみずほ銀行と提携し、日本人行員も準備。
ジャパンデスクなどを準備する予定です。
同行では15年度のGDP成長率は+3.0~3.5%、中央金利は+2.00%、
1ドル=33.5バーツのレートを予測しています。
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