インドのタタスチールが出資するタイ法人タタスチールタイランド (TSTH)では
ロングスチールの生産をしている企業です。今後高付加価値鉄鋼の生産を
30％から40％に引き上げ、中国からの流入品に対抗するとしています。

代表取締役のPeeyush Gupta氏は
高付加価値鉄鋼品の生産数は32万トン。今後2年内にこの分野の事業を拡大し、
中国からのダンピング製品の低価格品に対抗していくとしています。

TSTH社の低付加価値分野のマーケットシェアは今後32～35％から30％以下に
なるだろうと予測しています。
また同業他社ともにタイの工業省へ中国製品のダンピング問題を訴えています。
ロングスチールの生産量は2013年度には500万トンを超えるとしています。

2012年度の上半期の業績で売上はマイナス15％下落の123億3000万バーツでした。
純損失はマイナスの5億100万バーツでした。