インドネシア Pelat Timah Nusantara(NKTL)
すず・めっきの大手企業PT Pelat Timah Nusantara (Latinusa) (NKTL)
は2009年にIPOしインドネシア証券取引所(IDX)に上場した企業です。
2011年度の業績は売上で1兆2644億ルピアで 純利益ではマイナスの-192億ルピアでした。
販売価格の下落により利益が下がったとしています。
インドネシア国内では唯一のすずめっき・ブリキの製造企業ですが価格が見合わなければ
海外から調達してしまうだろうとコメントしています。
また今後自由貿易協定の推進により、ゼロ関税などの影響もあるとしています。
ASEAN-Korea Free Trade Agreement (AKFTA) では韓国企業からのブリキ製品が
今後も流れ込むだろうと予測しています。
2012年1~9月期のブリキ関連製品の71,916トンのうち40%が韓国から輸入されていて
2011年度の113,220トンのうちの27%と比較すると大きく韓国製品の割合が伸びています。
今後も中国、台湾、韓国系からの輸入が増えることが予想されていて
国内製品との競争が激化するだろうと見ています。
1~9月期の売上は9579億ルピアで79,573トンを販売したとしています。
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