マレーシアのサプラ・ケンチャナ・ペトロニアムがブラジル経済の影響を否定
マレーシア証券取引所(BURSA)の上場企業で石油開発を進めるサプラ・ケンチャナ・
ペトロニアムSapura Kencana Petroleum(SAKP)では、通貨·資本市場の問題
を起こす可能性のあるブラジルの政治情勢の影響を受けないとしています。
同社のブラジルでの契約条件はUSドルで支払われる内容となっていて、
ブラジルにおける同社の事業はUSドルベースで固定されている長期契約に
基づいています。
マレーシア証券取引所(BURSA)の上場企業で石油開発を進めるサプラ・ケンチャナ・
ペトロニアムSapura Kencana Petroleum(SAKP)では、通貨·資本市場の問題
を起こす可能性のあるブラジルの政治情勢の影響を受けないとしています。
同社のブラジルでの契約条件はUSドルで支払われる内容となっていて、
ブラジルにおける同社の事業はUSドルベースで固定されている長期契約に
基づいています。
そのためブラジル通貨レアルの下落が同社の利益には影響しないとコメント
しています。
ブラジルでは268億リンギ規模の受注を受けていて、レアル下落は同社に
影響する可能性が取りざたされていました。
※ブラジル中央銀行は10月の金融政策委員会で、政策金利を+0.25ポイント
引き上げて+11.25%とすることを決定しました。
この利上げは2014年4月以来で予想外の利上げでした。
この背景にはブラジル国内のインフレを抑制するのが目的で、積極的に取り組む
大統領の姿勢を示しています。
2013年度の通年の業績は売上で83億7800万リンギで、
純利益では10億8600万リンギでした。
同社は石油・天然ガス開発、海運、発電事業などを展開しています。
マレーシア国内以外にアジア各国、オーストラリア、香港、アメリカ、アンゴラ、
トリニダードトバコなどでも展開しています。
同社は2011年 サプラクレスト・ペトロリアム社とケンチャナ・ペトロリアム社
の同業が合併して誕生しました。
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