タイの倉庫運営大手WHAコーポレーションがヘマラート社を購入する可能性を示唆
タイの倉庫運営大手WHAコーポレーション(WHA)では、
タイの工業団地大手ヘマラートランド・デベロップメント(HEMRAJ)の
株式・経営権の購入に非常に関心があるとして覚え書きを交わしたと発表しています。
Hemaraj社側の上級幹部であり、共同創業者のSawasdi Horrungruang氏は
中長期的にヘマラート社の工業団地は有望な場所であり、ヘマラート社側も適切な価格帯で
売却を希望しているとしています。
ヘマラートランド・デベロップメント社は主にラヨーン県にて「イースタンシーボード工業団地」
「ヘマラート工業団地」など数多くの工業団地を経営・展開していて特にイースタンシーボードは
アマタ社に次ぐ巨大工業団地を持ち、数多くの日系企業が進出しています。
ヘマラート・ランド社の大株主は2014年3月末時点でHorrungruang財閥が主要株主で
PhenpunneeHorrungruang氏, Sumeth氏, Vikit氏 and Sawasdi Horrungruang氏がそれぞれ保有し
合計で15%を保有しています。2位株主はCREDIT AGRICOLE (SUISSE) SAになります。
同社の2014年度の1月~9月の業績は売上で67億1,900万バーツ、純利益では25億3700万バーツでした。
WHA社は2014年度上半期の業績は売上で3億100万バーツで 純利益では5970万バーツでした。
2013年度の通年の業績は売上71億6800万バーツ、純利益で14億6,300万バーツ。
仮にWHA社の取引が成立すると同社の時価総額はおよそ800億バーツとなり
366億バーツから大きく上昇することになります。
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