タイのパデン・インダストリーがグリーンビジネスに参入
亜鉛採掘の大手パデン・インダストリーPadaeng Industry(PDI)では、
Bt15億バーツを投資して”グリーンビジネスgreen business”に参入すると
しています。
代表取締役Francis Vanbellen氏はタイ政府が推進しようとしている
再生エネルギー事業、リサイクル事業、ゴミ処理ビジネスなどの事業認可を得る予定
であるとしています。
この亜鉛採掘事業の継続のままでは事業破綻の恐れもあるため、ターク県にある
亜鉛鉱の閉鎖も検討をしています。
そのため多角化事業としてグリーンビジネスへ参入します。
2013年度の通年の業績は売上で54億9500万バーツ、純利益ではマイナスの
5億3,000万バーツでした。
PDI社では24MWの太陽光発電事業、18MWの風力発電事業などを計画していて、今後の
取り組みとして3つの事業を再構築、PDI Materials社では亜鉛製品の付加価値化を
求める事業、PDI Eco社ではゴミ処理、リサイクル事業、PDI Energy社ではリサイクル
事業、発電事業を進めます。
PDI社では2014年度の業績予想は亜鉛価格が1トンあたりUS$2,200ドル以上になる
見通しで、好業績を期待しています。
2014年度の上半期の業績は売上で27億8100万バーツ、純利益では3億1400万バーツでした。
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