タイ経済とアセアン経済共同体(AEC)への影響
2015年アセアン経済共同体(AEC)が開始すると通常の輸出成長から+1.32%が
上昇すると試算をされています。
また、いくつかの商品ではシームレスな競争に飲み込まれるため、厳しい環境下
になると予想されています。
タイ商務省の貿易政策・戦略委員会ではタマサート大学の経済学部と共に研究を
行い、”Countdown to AEC 2015″を発表しています。
タイの経済的なメリットと競争が高まることを指摘しました。
年間でタイのGDPは+0.98%増になり、輸出額は+1.32%増加する予想となっています。
特に主な産物では農産物、食料加工品、砂糖、自動車、自動車部品、石油化学品など
になります。
魚介類、鉄鋼品、資源、電気製品、衣料などは競争国があるとしていて、大きく
伸びないと予測しています。
今後、輸入品としてより伸びるのは原油、石炭、ユーティリティサービス、人材
などになるとしています。
タイ商務省の貿易政策・戦略委員会のAmparwon Pichalai氏は、経済成長と共に
労働者の不足が懸念されるとして、労働者の質向上が必須となるだろうとしています。
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