タイの発電事業と主な独立発電事業者
タイ政府は1990年代に入り電力部門の国営企業の民営化に着手して、1992年12月
に具体的な民営化計画を策定しました。
1996年までにタイ発電公社EGAT、タイ首都圏配電公社MEA、タイ地方配電公社PEAの
電力3社をそれぞれ分社化して完全民営化を計りましたが、民間事業者による
電源開発以外にあまり進展が見られなかったのが現実です。
タイ政府・タイ発電公社(Electricity Generating Authority of Thailand:EGAT)
はエネルギー省Ministry of Energyのもと「タイ発電開発計画 2010-2030年
(Summary of Thailand Power Development Plan 2010-2030:PDP 2010)」を
発表しています。
IPP事例として1994年に IPPの公募第一次が開始。
フェーズ1(1996年~2000年運開、3カ所 出力計1,750MW)
フェーズ2(2001年以降4 カ所出力計4,927.5MW)に分けられ、7つのプロジェクトが
選ばれています。
タイにある主な独立発電事業者として
Glow Enerrgy Public(GLOW)
Electricity Generating Public(EGAT)
Ratchaburi Electricity Public(RATCH)
B Grim Power(未上場)
電源開発 J Power などが有名大手になります。
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