タイの水インフラ事業企業体、上水道普及率は81.9%で下水道普及率は9.6%
上水道・下水道の普及率でタイ王国では、水道公社による上水道の運営が確立、
下水道分野における状況はまだ低いものとなっています。
上水道普及率:81.9% 下水道普及率:9.6%(2010年度のMWA数字データ)
http://www.mwa.co.th/download/adm01/AnnualReport2556.pdf
バンコクにおいては以下のアニュアルレポートによれば、バンコク総世帯数
3,738,723件
利用者数 2,113,674件数となり普及率は低い数字となっています。
今後3500億バーツ規模の水関連開発が行われる予定ですが、タイの軍事政権NCPO
では水インフラ事業の開発計画に関しては慎重に進める必要があるとして、公明な
入札計画などを実施する必要性を示唆しています。
TDRIタイ開発調査機関のNopon氏は大型インフラ開発の水資源開発では、6つのレベル
での水管理開発を進めるべきと提言しています。
第一に各機関とスタッフが最終のゴールをイメージしていること
第二に民間セクターと行政の共同開発をより促進させること
第三に水不足、浸水、下水道関連の課題に取り組む
第四に不動産関連と水事業での統合、
第五に軍事政権が地方へ向けて委任する作業
第六に気候変動リスクを説明することなどを挙げています。
この記事へのコメントはありません。