1. HOME
  2. ブログ
  3. タイ
  4. タイの水道事業インフラを担う組織と企業

ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

タイの水道事業インフラを担う組織と企業

タイの水道事業はタイ首都圏水道公社:Metropolitan Waterworks Authority
(MWA)―バンコク・ノンタブリー、サムットプラカンへ供給する組織と
地方水道公社:Provincial Waterworks Authority(PWA)―73県へ供給する組織、
タイ王国水道法に基づいて設置されている首都圏水道公社(MWA)と地方水道公社
(PWA)がタイ国内全体で水道事業を展開する役割を担っています。
また、一部の県ではMWAとPWAの民営化が進められ一部上水事業が企業セクターに
売却されています。

その中でタイタップ・ウォ-ター社(TTW)はゼネコン大手チョーガンチャーン(CK)系
の企業で、バンコクから北に位置するパトュムタニ県上水道事業、ナコンパトム県、
サムットサコン県の上下水道事業を展開しています。
それぞれの契約形態はパトムタニ県→ BOT契約方式1995~の25年間で運営
ナコンパトム県、サムットサコン県→2005年~の30年のBOO契約で運営。
三井物産がTTW社の株式25.9%を保有していて、タイ国地方給水公社との売水契約に
基づき、30年間にわたり上水を供給しています。
TTW社の2014年度の上半期の業績は売上で28億7800万バーツ、
純利益では14億7700万バーツでした。

また、工業用水供給をしているイースタンウォーター(EASTW)はタイの東部で
工業用水供給をしている企業で、大株主は 
1位 タイ地方水道公社(PWA) 40.2%
2位 Electricity Generating(EGCO) 18.7%
3位 NORBAX INC.     7.9% となっています。
2014年度の上半期の業績は売上22億5000万バーツ、純利益では7億4,200万バーツ
でした。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

月を選択