インドネシアのサラトガ・インベスタマがジアン・アグン・ペルサダの一部買収を決定
インドネシア証券取引所(IDX)上場のPT Saratoga Investama Sedaya(SRTG)
では、地場のライフスタイル小売りのジアン・アグン・ペルサダ
PT Gilang Agung Persada(GAP)の一部買収を決定しています。
同社は高級アパレル、宝石ブランド、Guess, Gap, Banana Republic, Nautica,
Swarovskiなどを展開しています。
Saratoga社の代表取締役Sandiaga S.Uno氏は、500万USドルでGAP社の4.17%を
取得したことを発表。
株式1.67%分転換社債16.7万USドルも得たとしています。
今回の一部買収はサラトガ社の消費者部門への投資を強化するだけでなく、
成長している中産階級への市場参入する絶好の機会であるとしています。
2030年までに新たにおよそ9000万人が中間層へ進むと見られていて、
合計1億3500万人(総人口は2億5000万人)が中間層消費者層へ進むと予測されています。
GAP社側もサラトガ社の協力でビジネスがさらに拡大すると好意的に受け止めています。
サラトガ社は石炭採掘のアダロ・エナジー(ADRO)、プランテーション開発
プロヴィデント・アグロ(PALM)
通信塔を経営するTower Bersama Infrastructure(TBIG)の株式を保有しています。
2013年度の通年の業績は売上3兆6587億ルピア、純利益では2459億ルピアでした。
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