インドネシアは有数の石炭産出国であり多くの企業がインドネシア証券取引所
(IDX)に上場しています。
2014年度上半期の石炭産出量は大きく増加しましたが、価格が下落したこともあり
業績の伸びは限定的になっています。

サーマル石炭（燃料炭）の採掘に関しては世界有数規模であり、2014年1月～6月期
の生産・輸出で2億1300万トン、前年同期比+7.6％増でした。
（インドネシアエネルギー資源省発表）通年予測では4億2100万トンを予測しています。
多くの石炭の75％、1億5800万トンは海外向けとなっています。
25％の5500万トンがインドネシア国内で消費されています。

インドネシアの確認埋蔵量は319億トンとされていて、89億トンまで確認されています。
オーストラリアニューキャッスル石炭価格（アジアの石炭ベンチマーク価格）では、
1トンUS$70.35ドルまで下落していて、リーマンショック2009年以降最低価格に
なっています。

インドネシアの石炭上場大手には、ブミ・リソーシズ(BUMI)Bumi Resources
2013年度の通年の業績は売上35億4740万USドル
アダロ・エナジーAdaro Energy (ADRO)　　 2013年度の通年の業績32億8500万USドル　
インディカ・エナジーIndika Energy(INDY) 2013年度の通年の業績は8億6340万USドル
インド・タムバンガラヤ・メガウ(ITMG)　2013年度の通年の業績は売上21億7880万USドル
タンバン・バツバラ・ブキッアサム(PTBA)　2013年度の通年の業績は売上9億5900万USドル
となっています。