タイ グラミー(GRAMMY)”stable”から”positive”へ
音楽芸能最大手のGMMグラミーGMM Grammy(GRAMMY)と有料ケーブル大手CTH
(未上場)との株式交換により、格付け企業のフィッチでは”stable”から
“positive”へ変更しています。
今回の株式交換でGRAMMY社は低い投資で有料放送へ参入することが可能で、
今後のタイ有料放送市場の利益を得られると期待されています。
GRAMMY社の保有する有料TV事業は、今後CTH社の有料TV事業へ吸収されると
していて、同社がそのCTH社の株式10%を持つ形になります。
また今後GRAMMY社は有料放送事業への投資(7億~8億バーツ)、コンテンツ購入
などで6億~10億バーツ掛かる予定であった投資を回避するためキャッシュフローは
改善される見通しです。
GRAMMYの2013年度の通年の業績は売上で110億1900万バーツで、純利益ではマイナスの
-12億8200万バーツとなっていました。
同社は2013年デジタル放送入札で2つのチャンネルを獲得していて、5月に放送を開始
していました。
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