2014年7月タイのコンドミニアム不動産市場状況サマリー
CBREタイランドのレポートではバンコク中心部のコンドミニアム市場でCBD
(central business district)地区ではミッドタウンや郊外地区での状況とは
極めて異なる状況になっているとしています。
Sukhumvit, Lumpini, Sathorn, PhayaThai、リバーサイドなどは10万戸が
完成され、3年内にあと26,000戸が追加されますが限定的になる見込みです。
高級コンドミニアムなどでは売れ残り物件がまだあり、例を挙げるとアソーク
地区のMillennium Residenceでは割引価格で販売しています。
販売希望者よりも購入希望者を探す必要があるとしています。
20年以上の建築物、1平米5万バーツ越える物件は非常に厳しく、新規の物件は
100平米以下の物件で1平米13万バーツで売ろうとしています。
一方で開発が進む場所もあります。
高級不動産大手のQ House(QH)では1ワー(4平米)あたりBt170万~180万バーツで
スクンビットのソイ6で高級コンドミニアムを建設予定です。
いくつかの金融機関では金利2%での住宅金利ローンを出すところもあり、今後、
政情不安の影響で停滞していた不動産市場も下落より上昇を見込むところが
増えていくとしています。
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