タイの国営石油(PTT)傘下のPTT Retail Management（PTTRM未上場）では
50億バーツを掛けて非石油部門の事業を拡大していきます。
2018年までにフードコート事業、コンビニ事業、飲料ショップ事業、など多角化を
仕掛けます。
2007年設立されたPTTRM社ではアメリカ資本であったテキサスのコノコ・フィリップス
ConocoPhillips社のタイ現地部門を買収しました。
その際にガソリンスタンド併設のJiffy Martコンビニチェーンも合わせて吸収
しています。

ガソリンスタンド事業単体では競争が激化していて、平均で1Lあたりの収益マージンは
過去は1.5バーツ（4.5円程度）だったのが80サタン（2.4円程度）にしかならないと
しています。

今後上記の多角化事業が軌道に乗れば純利益のうち60%が非石油小売り事業、40％が
石油小売り事業と言う比率で、2014年上半期時点の48％:52％から大きく変化出来ると
しています。
売上別のシェアでは2013年度売上は非石油事業60億バーツ、石油事業が400億バーツでした。
今後売上構造も60億バーツから130億バーツまで増加する見通しです。

Jiffy Martsコンビニエンスストアはタイ全土で150店舗。
ラオスに7店舗、カンボジアへ6店舗、フィリピン、ミャンマーにも今後出店する計画です。